婚活ブームの背景

「婚活」という言葉が出てきたのは10年前の2007年で、翌2008年には本の共著者である少子化ジャーナリストの白川桃子さんが「婚活時代」本を発表し、またたく間に大ヒットしました。
新聞、雑誌、テレビなどメディアでもたくさん取り上げられ、一気に婚活ブームに火が付いて「婚活」という言葉も普及してきました。

女性の社会進出も進み、ライフスタイルや結婚観・価値観が多様化しているので、色々な事情から結婚できない人たちが増えているが、データからも分かるように先々、結婚したいと思っている人たちが多くいるので「婚活」が支持されて一般的になってきています。

「婚活」とはご存知のように「結婚活動」の略で、結婚相手を探す活動のことからきています。
今では「就活」「妊活」から「終活」など他にも何でも「〇活」流行りですね。
皆さんもご存知のように、日本は未曽有の少子高齢化がますます進み、高齢者を支える若者が少なく年金問題の破たんが危惧されています。

子ども、若者が少ないことは日本の国の根幹を揺るがす事態です。
少子化は見過ごせない様々な問題を持っているので、国も少子化対策に乗り出していますし、地方自治体でも結婚相談所でも力を入れています。

前の記事でも取り上げた結婚の意識調査データーにもあるように
ライフスタイルや価値観の多様化により晩婚化や生涯未婚率が年々進んでおります。

・一生結婚するつもりがない　男性：12.0％　女性：8％
・いずれは結婚したい　男性：85.7％　女性89.3％

と非常に高い数字が希望的です。
かといって

・お付き合いしてる相手がいない　男性69.1％　女性59.1％

にも上っています。